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デザインは耳できく

今日は、頂いた質問の中から答えていきたいと思います。
Q. デザインを考えるヒントを頂けないでしょうか?

A. デザインは耳で聞いてみましょう。

脳に入る情報のうち8割が目から入ってくると言われています。それだけ目で見たモノというのは強い影響を私たちに与えてしまいます。

クリエーションとは0から1を創りだす作業のことですが、往々にしてまったくゼロの状態から新しいものを創りだすというのは困難で壁にぶつかってしまいます。私たちのような平凡な人間には難しい事です。そこで、多くの人は、模倣をベースとした1から1.5や2を創りだす事に力を尽くします。

ミニスカートを例に

話をわかりやすくするために昔のファッションを例にします。ミニスカートは1960年代後半にマリー・クワントが発表し、その後ツイッギーが着用して世界的なブームになりました。プレタポルテが中心だったファッション業界の中で、ストリートカルチャーを反映させたミニスカートを打ち出すのは0から1を創りだしたと言えるでしょう。

その後、ミニスカートブームにのり、様々なデザインが誕生しました。多くのデザイナーがミニスカートをテーマに創造を広げていきました。これが1から1.5を創りだす作業です。

瞳を閉じて

作品を創るにあたり大切なのは0から1を創りだす意識です。摸倣の先には新しい価値観を生むことは出来ないと考えておいてください。ではどうすれば0から1を創りだせるのか。それは目を閉じてしまう事です。

脳に入る情報のうち8割が目から入ってくるとお伝えしました。そしてビジュアルには力があるため、一度でも形を目にしてしまうと発想が制限されてしまいます。目を閉じ、感覚を耳に集中します。ニュースで流れる言葉を、街なかで交わされる言葉を、デザイナー達の語る説明を。目ではなく耳で聞いてみてください。そして例えアナタが想像したものと才能あるプロが創りだす創造物との差に心を痛めないでください。あなたが創りだす世界に失敗はありません。天才アインシュタインも言っています。

『間違いを犯した事の無い人というのは、何も新しいことをしていない人のことだ。』

目に頼り過ぎている現代。調べたいものは全てスマホで見ることができるようになってしまいました。耳で聞くことによるイメージ。そこには広大な創造の原野がまだまだ広がっています。

応援しています。

mimi

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