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売らない接客

アパレル業界で働く女性と話す機会がありました。とっても示唆に富んだ話だったのでご紹介しますね。

彼女いわく『売ろうとする接客が普通。でも、売らない接客もある。それがコミュニケーション』なんですって。話を聞いて驚いたのですが、来店時にはご挨拶程度で必要以上な接客はせず、お客様が話したそうなサインを出した時だけお話するそうです。そしてなんと、お客様が他のお店で買ってきた商品を自分のお店で一緒に開けて談笑したりもするそうです。

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一見、無駄とも思うこの行動。でも物凄い接客の職人芸ですよね。

・今、着ている服に加えて、買った服もわかればお客様のテーストを理解する情報が2倍に増える
・今、着ている服に合う服に加えて、買ってきた服に合う服もご紹介できるので販売提案できるチャンスが2倍に増える
・お客様と密なコミュニケーションをとることで信頼関係を築けるチャンスになる

販売店が増えて、インターネットでもモノが買える時代。モノの重要性が下がりそれを販売する人のテースト(生き方)が重要になってきているのかもしれません。

『Aという商品をBさんから買う』時代から『Bさんが売っているAという商品を買う』時代に変わってきているのかもしれませんね。値下げ競争や、ポイントがつくとか、なんとかお客様に買って頂くために知恵を絞っても、お客様がひとたび“売りつけられた”と感じられたら、その方とのつながりは地に落ちてしまうでしょう。

大田区・久が原という住宅街で、お客様の満足に支えられて成長させて頂いたボクにとってみると、このアパレル販売をされている女性の話は、とってもまっとうに聞こえました。

売らない接客とは、まずお客様との人間関係ありきの素晴らしい接客のことでした。

みなさんの一週間がステキに輝きますように。

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