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創作の素

2001

映画「2001年宇宙の旅」のオープニングの音楽は、老若男女、誰もが一度は聞いた事がある素晴らしい楽曲です。もともとは1896年に、ドイツの後期ロマン派を代表する作曲家リリヒャルト・シュトラウスによって創作され、その素晴らしい世界観からこの映画に使用されました。

この名曲「ツァラトゥストラはかく語りき」のなりたちが非常に面白いので、今日はご紹介したいと思います。

シュトラウスは子供の頃から音楽的な才能に溢れ、神童と呼ばれていました。全てのものは音楽で表現できると考えており、スプーンの上げ下げのような動きでさえも音楽で表現できると言ったそうです。そして、なんでも音楽に出来ると考えた彼が取り組んだのが、ニーチェが記した難解な哲学書「ツァラトゥストラはかく語りき」でした。

読むのも難しい哲学書を音楽的に表現するなんて、常人では考えられない行為です。しかし、シュトラウスはそれを万人に受け入れられ、現在の私たちにも耳馴染みのある音楽に仕立て上げてしまいました。今ではオリジナルのニーチェの哲学書よりも、シュトラウスの楽曲の方が圧倒的に有名になってしまっているのが、ちょっとアイロニックですね。

創造のヒントはどんなところにもある。それはニーチェの哲学書の中にも。ボクたち美容師にとって大切なヒントをシュトラウスの音楽は教えてくれているようです。

みなさんの一週間がステキに輝きますように。

追伸
音楽を聞いてみたい方は、こちらでどうぞ。

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