Home » 人生 » ステキなコト

ステキなコト

ニール・パスリチャの父親はインド出身、母親はケニア出身。2人は40年前にそれぞれの国からカナダに移り住み、貧相な郊外住宅地に腰をすえ 新たな人生を始めました。生まれて初めて歯医者に行き、初めてハンバーガーを食べ、初めて子供をもうけました。

ニールが5歳の頃、父親はよく食料品の買出しにニールを連れて行きました 。そして驚きの目で 果物や野菜についているシールを眺め、

「ほら メキシコから来たマンゴがあるなんて信じられるか?」

「南アフリカ産のリンゴがあるぞ」

「モロッコのナツメヤシがあるなんてスゴイな」

などと言い 「そもそもモロッコがどこか知ってるか?」とニールに質問を浴びせました。ニールが「5歳だし、どこにいるかも分かんない」と言うと 「お父さんも知らないけど調べてみよう」と言うのでした。そして、ナツメヤシを買って家に帰り 実際に本棚から地図帳を出して この謎の国を見つけるまでページをめくるのでした。見つけるとニールの父親は、「誰かがここで木に登って収穫したものが トラックに積まれて、港までわざわざ運ばれ、その後、はるばる大西洋を船で運ばれて、それから別のトラックに積まれ、うちの家のすぐ近くの小さなスーパーまで遠路やってきたなんて信じられるか?それを25セントで売るためにだぞ」と言い、ニールが「信じられないよ」と言うと 「お父さんも信じられんな 驚きだな ありがたいことで一杯だ」と言うのでした。

これはウェブ界のアカデミー賞といわれるWebby Awardでベストブログ賞に選ばれたブログ(http://1000awesomethings.com)の作者、ニール・パスリチャがTEDの壇上で語った話です。

ボクの家のスーパーにもカリフォルニア産のフルーツなど沢山あります。オージー・ビーフもそうです。あたりまえの事になっているこういった事に気づけるっていうのは、ステキなコトですよね。

本当に素晴らしいコトというのは、素晴らしいコトより、素晴らしいと思えるコトなのかもしれませんね。

ちなみにもう少しだけ説明すると、彼は大切な友人を自殺で亡くし、妻からは「もう愛していない」といわれたどん底の気分の時に、少しでも前向きになろうと思い、1000個の素晴らしい(Awesome)なコトというブログを書き始めました。

このステキなブログはお父さんの訓練(笑)の賜物だったんですね。

awesome

Check Also

“生き方”は“顔”に出る

ある人が面白いことを言っていま …