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情報を食べる人

最近ワインにハマっています。自分が美味しいと思っているものも、他人には普通に感じる時がある。これってどうしてなんでしょうか。

wine

味覚という感覚が難しいのは構成要素が一つで無いからなんです。これが一つだったら、全員が美味しいと感じるものを一つ作ればすむはずです。これが4つもあるから、全員が満足する美味しい味を作るというのは難しいんですね。

一つ目は『生理的な美味しさ』です。暑い日は赤ワインよりも冷やした白ワイン、それよりもビールを飲みたくなりませんか?または汗をかいた時は、塩分の強い食べ物がほしくなったりもするでしょう。アナタの体が欲しているから美味しく感じることもあるんです。

二つ目は『文化的な美味しさ』です。慣れ親しんだ味に触れると美味しく感じることがあります。おふくろの味もそうですね。どの味噌を使うかで地域性が出て、それを美味しいと感じるか否かにまで影響します。

三つ目は『情報による美味しさ』です。信頼できる有名人が美味しいと言ったから美味しいはず。ランキングでトップだから美味しいはず。食べログで4.0だから美味しいはず。美味しいか否かという非常にパーソナルな判断ですら他人任せにする人が増えています。

四つ目は『病みつきの美味しさ』です。甘いものがやめられない人も多いと思います。また、脂っこい料理が大好きな人達も大勢います。これは脳内の「報酬系」という神経回路の作用で、砂糖や油はここを刺激するため、やめられなくなるんですね。

現代人は特に三つ目の情報による美味しさによって惑わされている人が増えてきてしまっているように感じます。自分自信のセンサーをきっちり働かせて、美味しさを磨きましょう。

みなさんの一週間がステキに輝きますように。

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