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頭の体操

飛行機の絵にいくつもの赤いドットがついていますが、これは“無事帰還できた爆撃機のどこに敵の弾が被弾していたかを調査したものです。”

あなたが整備士のリーダーなら飛行機のどの部分を強化し、仲間の命を守るでしょうか?

第二次世界大戦中、この問題に取り組んだのがアメリカの統計学者 Abraham Waldでした。このデータを見た人たちが主翼やコクピット付近の強化を検討するなか、Abrahamの提案は全く逆でした。

彼はまったく赤い点の“ついていない部分”の強化を提案したのです。

統計学のプロAbrahamはこの状況をもっと高い位置から俯瞰することが出来ていました。

・赤い点が集まる場所に被弾する確率が高い
ではなく
・帰還できた飛行機は赤い点に被弾していた。
と理解し、
・赤い点“以外に”被弾した飛行機が墜落したのでは?
と考えたのです。

データというものは読み手の意識によって解釈が100%逆になってしまいます。同じ事象をみていても、結論が逆になってしまうわけだから注意が必要ですね。日々の仕事でも常に冷静に状況判断をしていきたいものです。

みなさんの一週間がステキに輝きますように。

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